TOWNS Linux 情報メモ 進藤秀郎(SHU) 1996 年 8 月 24 日版 ____________________________________________________________ 目次 1. はじめに 2. TOWNS Linux とは 3. ハードウェア 3.1 対応機種 3.2 使うための環境 3.3 サポートされているハードウェア 4. ソフトウェア 4.1 カーネル 4.2 X window 4.3 sgvalib 4.4 TOWNS Linux 用ソフトウェア 4.5 日本語環境 4.6 その他のソフトウェア 5. TOWNS Linux の入手法 6. TOWNS Linux の情報 7. TOWNS Linux の歴史 8. 関連情報 9. おわりに ______________________________________________________________________ 1. はじめに この文書は富士通のパーソナル・コンピュータ FMTOWNSで動作する Linux(以下では TOWNS Linux と呼ぶ)について説明したものです. この文書の最新版は WWW の『TOWNS + Linux = ...』 より入手できます. 2. TOWNS Linux とは Linux は,Linus B. Torvalds(torvalds@kruuna.helsinki.fi) さんらが作成 された UNIX 系の OS です.いわゆる「フリー」なソフトウェアで,Gnu General Public License (GPL) によって,ソースプログラムを含めて自由な 配付が認められています.もともとの動作対象ハードウェアは,386 以上の CPU を持つ IBM PC/AT とその互換機です.この Linux を FMTOWNS上で 動作するように移植したものが TOWNS Linux です. 3. ハードウェア 3.1. 対応機種 FMTOWNSのすべての機種で動作します. 機種名 発売時期 FMTOWNS モデル 1, 2 1989年春 FMTOWNS モデル 1F, 2F, 1H, 2H 1989年秋 FMTOWNS モデル 10F, 20F, 40H, 80H 1990年秋 FMTOWNS2 モデル CX, UX 1991年秋 FMTOWNS2 モデル HR, HG, UG 1992年秋 FMTOWNS2 モデル UR 1993年春 FMTOWNS2 モデル MX, MA, ME 1993年秋 FMTOWNS2 モデル MF, Fresh 1994年春 FMTOWNS2 Fresh-TV 1994年夏 FMTOWNS2 モデル EA, Fresh-E, Fresh-T 1994年秋 FMTOWNS2 モデル HA, HB 同上 FMTOWNS2 モデル HC, Fresh-ES, Fresh-ET 1995年春 FMTOWNS2 Fresh-FS, Fresh-FT 1995年夏 FMV−TOWNS モデル H, Fresh-GS, Fresh-GT 1995年冬 FMTOWNSには上記の他,小学校や中学校などに導入されている文教向け機 種があります.未確認ですが,それらの機種でも動作すると思います. メモリは 2MB 以上必要ですが,標準搭載メモリが 1MB である機種は 1989 年 に出荷された一部のモデル(モデル 1, 1F, 1H)だけですので,大抵の FMT OWNSではこの条件はクリアされています. したがって事実上,「すべての FMTOWNSは TOWNS Linux マシン」である と言えます. FMTOWNSには CD-ROM が標準搭載されており,TownsOS のソフトウェアの ほとんどは CD-ROM をセットして,電源を入れるだけで動作します. Linux も同様に,後述の『Linux + JE4』 CD-ROM では CD-ROM をセットして電源ス イッチをいれるだけで TOWNS Linux が起動します. 3.2. 使うための環境 とりあえず TOWNS Linux を動作させてみて雰囲気を味わうには上記の通り, メモリ 2MB+FDD の構成で動作します.しかし TeX で資料を作成したり, InternetNews や電子メールを読み書きできる環境を構築するためには,多少 のハードウェアの追加が必要です. 文字画面のコンソールでの利用なら 386CPU の機種(HR を除く 1992 年秋以 前の機種)で,メモリは 4MB 〜 6MB あれば使えます.グラフィック環境であ る X window を使う場合なら 486 以上の CPU を持つ機種(HR+1993 年春以降 の機種)で,メモリも 8MB 〜 16MB 程度を増設したほうが快適に使えます. ハードディスクの必要容量も用途により変わります.最小は 20MB で動作する そうですが,実用的ではないでしょう.コンソールでの利用なら 100MB 程 度,X window を使う場合はフォント等を格納する領域が必要ですので 200MB 程度あったほうが望ましいです.普通は必要がないですが,X window のソー スを修正してコンパイルしてみたいという場合には 500MB 程必要です. 3.3. サポートされているハードウェア FMTOWNSに標準装備されているマウスとパッド,CD-ROM,内蔵音源,ICメ モリカードがサポートされています. 1993年秋発売のモデル M* 以降の機種 (いわゆる白TOWNS)に内蔵されている 16bit PCM 音源もサポートされ ています.コンソールは日本語化されており,シフト JIS コードあるいは EUC コードの漢字を表示できます.キーボードには JIS 配列のものと親指シ フト配列のものがあり,いずれもサポートされています.親指シフトキーボー ドでは,多少の制限付ですが,親指シフト入力ができます.ハードディスクは TownsOS で使っている SCSI の物が,再フォーマットするだけでそのまま使え ます.また MS-DOS 区画内のファイルを直接アクセスすることもできます. 周辺機器では,プリンターや RS-232C ポートがサポートされています.富士 通純正の LAN カード (FM50L186,187) やビデオカード,ワイヤレスコマンダ ー (FMT-RCT1) もサポートされています.また富士通の Windows アクセラレ ータカード (FMT-3631) と八戸ファーム社の Windows アクセラレータカード HV1-T(HyperView) が,X window でサポートされています. RATOC 製 LAN カ ード REX-3586 もサポートされました.未サポートであった富士通純正の LAN カード (FM50L189) もドライバが公開されました. 4. ソフトウェア 4.1. カーネル オリジナルのカーネルは IBM PC/AT 及びその互換機用ですので,そのままで は FMTOWNSでは動作しません.しかし FMTOWNSへの移植作業は非常 に精力的に行われており,オリジナル版とそれほど変わらない版が動作してい ます. 1996 年 8 月 24 日現在,Version 2.0 系の TOWNS Linux カーネルは Version 2.0.14 が公開されています. 4.2. X window X window のサーバは,X11R5 系 (XFree86 2.1) と X11R6 系 (XFree86 3.1.2) のものが移植されています.高解像度機(モデル MX, MA, HA, HB, HC)を含め,内蔵 VRAM がサポートされています.最新の TOWNS Linux 版サ ーバ XTowns 4.0β1 では,16色/256色/32768色/1677万色のサーバ (1677万色は高解像度機のみ) がひとつに統合されており,設定を変えて起動 することにより様々な画面モードで動作します.また八戸ファーム社から発売 された Windows アクセラレータカード HV1-T(HyperView) 用のサーバや,上 記 Windows アクセラレータカード (FMT-3631) 用サーバもあります. 最近の FMTOWNS(Fresh ES, ET, FS, FT, モデル HA, HB, HC)に標準で 内蔵されている Windows アクセラレータ(Cirrus 社 GD5430:Fresh 系/ GD5434:H* 系)を使ったサーバも公開されています. 4.3. sgvalib IBM PC/AT の DOS で利用されているグラフィック環境を実現するためのライ ブラリです.オリジナルは IBM PC/AT 用なのですが, FMTOWNS用には svgalib-1.2.10 が移植されています.著名なゲームソフトウェアである 「DOOM」にはこの svgalib を利用した版があり,TOWNS Linux 上でも動作し ます. 4.4. TOWNS Linux 用ソフトウェア 内蔵 PCM 音源用録音再生ツール,Standard MIDI ファイル (SMF) の演奏, MIDI 出力,ファイルビューワ,高速/互換モード切り換え,ソフトウェア電 源 OFF,FMTOWNS機種判別,svgalib 版 JPEG ビューワ,コンソールの表 示コード (S-JIS/EUC) 切り換えコマンド等々があります.また DOS 環境から TOWNS Linux を起動するツールもあります. X window のソフトフェアとして は,CD プレーヤ,PCM サンプリングツール,TV 表示(要ビデオカード)など があります. 4.5. 日本語環境 Linux はオリジナルは英語版です.しかし有志によって,日本語化のプロジェ クト (JE) と,日本語文書を整備するプロジェクト (JF) が進められていま す.その活動成果として,必要なソフトウェアは大抵日本語化されており,ま た日本語で記された文書が豊富に作成されています. TOWNS Linux でもこの JE の日本語化されたソフトがそのまま動作します. 4.6. その他のソフトウェア 文書処理系では TeX, エディタでは vi, emacs, mule 等,かな漢字変換サー バでは,wnn, canna, sj3 が動作します.最近流行のネットワーク環境に関す るソフトも動作します.ppp, slip, plip といったドライバや,WWW クライア ントである NCSA Mosaic や Netscape,メール・ニュースシステムとしての uucp, sendmail, mnews, inn など,色々なソフトが動きます.また IBM PC の DOS 環境をエミュレートする dosemu や,Macintosh ソフトの動作環境を エミュレートする Executor も動きます. 5. TOWNS Linux の入手法 現在の TOWNS Linux パッケージは Slackware 版で,CD-ROM の形態で存在し ています.TOWNS Linux パッケージには,TOWNS Linux のカーネルを始め,JE 日本語環境,TOWNS Linux 用ソフトウェア,各種のツールやユーティリティ ー,関連文書がまとめて格納されています.入手するには,『日本語 Linux CD-ROM』を購入するか,もしくは CD-ROM が添付されている書籍『Linux 入 門』や『Run Run Linux』を購入するのが最も容易です.『日本語 Linux CD-ROM』は現在第4版が出ており,『Linux + JE4』という商品名です. 『Linux + JE4』 著者:生越昌己・真鍋敬士・小野徹 他 発行所:LASER5 出版局 〒101 東京都千代田区外神田3-6-10 S.C.Cビル2F TEL 03-5256-1663 / FAX 03-5256-5524 出版元:(株)五橋研究所 〒232 横浜市南区井戸ヶ谷下町212-2-2F 定価:6,800円(消費税含まず) 『Linux入門』 〜PC互換機の最新UNIX環境〜 小山裕司・斎藤 靖・佐々木浩・中込知之 著 発行:アジソン・ウェスレイ・パブリッシャーズ・ジャパン 発売:星雲社 定価:4,200円 ISBN4-7952-9652-9 『Run Run(るんるん) Linux』 はね ひでや・やまだ あきら・あべ ひろのぶ 共著 発行:アスキー出版局 定価:2,800円 ISBN4-7561-1605-1 『Linux + JE4』は CD-ROM 3枚組で,以下の構成になっています. o DISK1 : Plug&Play PC/AT互換機,Plug&Play FMTOWNS o DISK2 : 日本語インストーラー,JF,JG,TOWNS,ドキュメント o DISK3 : OTHERS また『Run Run Linux』の添付の CD-ROM には o Slackware-2.3.0 o JE-0.9.6β2 o JGα4 o JF o FM-TOWNS の各パッケージが収録されています. Debian GNU/Linux システムも TOWNS への移植が行なわれています.現在は Debian GNU/Linux 1.1.1 FM-TOWNS Edition インストールシステムαバージョ ンが公開されています. o TOWNS Linux カーネルの移植作業及びその他のドライバやツール等の開発につ いては,主として NIFTY-Serve の<TOWNS ユーザーズフォーラム> FFMHOB で作業が進められています.したがってテスト版を含む最新のプログラムは, NIFTY-Serve に入会して FFMHOB のデータライブラリからダウンロードする必 要があります. o NIFTY-Serve FFMHOB データライブラリ6番 TOWNS Linux カーネルやその他のソフトウェアが置かれる Anonymous FTP サ イトには,以下があります.このうち ftp.meiji.ac.jp がオリジナルサイト で,他は ftp.meiji.ac.jp のミラーサイトです.これらのサイトには TOWNS Linux インストールパッケージも置いてあります.このインストールパッケー ジは現在はまだテスト版ですが,別途用意した Slackware 2.3.0 をベースに TOWNS Linux 機能拡張部分と関連ソフトウェアを追加インストールし て,TOWNS Linux システムを構築できるようになっています. o o o o また以下のサイトにもバージョン 2.0 系の TOWNS Linux カーネルが置いてあ ります. o なお ftp.meiji.ac.jp で TOWNS Linux のメンテナンスをされていた安達さん (adats@stalker.rim.or.jp)が卒業されましたので,今後は kuis の方がメ インになりそうです. NIFTY-Serve FFMHOB では TOWNS Linux パッケージ等の回覧も行われていま す.現在受付中の回覧は2種類あります.ひとつは『Linux + JE4』で,もうひ とつは o Slackware-2.3.0 o JE-0.9.6β2 o JF o JG α4 o TOWNS関連プログラム o XFree86-3.1.2 o Executor o OpenGL o mpeg player 等 を含むCD−Rです.詳細は以下の会議室をご覧下さい. o NIFTY-Serve FFMHOB 会議室13番: Linux 回覧 6. TOWNS Linux の情報 上に記したように,TOWNS Linux の情報は NIFTY-Serve の FFMHOB フォーラ ムの会議室に最も多く存在しています. NIFTY-Serve FFMHOB 会議室 9番: Linux users salon 会議室 会議室10番: Linux porting Lab. 会議室 会議室13番: Linux 回覧 会議室18番: Linux CD-ROM/Document 作成 この FFMHOB で交わされた質疑応答の結果をまとめた文書『NIFTY-Serve FFMHOB 版 Linux-FAQ 集 Vol.1』(略称『FHFAQ』) が作成されていま す.『FHFAQ』は第5版まで作成された『HOBFAQ』を引き継ぐ文書で, NIFTY- Serve FFMHOB データライブラリに登録してある他,上記の Anonymous FTP サ イトにも置かれています.『FHFAQ』には,『日本語 Linux CD-ROM』や 『Linux 入門』添付 CD-ROM からインストールする際の注意点や,TOWNS Linux を利用していくうえで有用な情報が記されていますので,入手されるこ とをお勧めします. また 1995 年 12 月にリニューアルした NIFTY-Serve の<FMTOWNSマル チメディアフォーラム1> FTOWNS1 にも Linux の会議室が開設され,情報交換が活発に行なわれています.現在 FTOWNS1 Linux 会議室の質疑応答集も『NIFTY-Serve FTOWNS1 版 Linux-FAQ 集 Vol.1』(略称『FTFAQ』) としてまとめられ NIFTY-Serve FTOWNS1 データライブラリに登録してあります. NIFTY-Serve FTOWNS1 会議室14番: FMTOWNS用Linuxユーザーズ会議室 TOWNS Linux 専用のメーリングリストはありませんが,FM-TOWNS Club メーリ ングリストでは TOWNS Linux の情報が交換されています. (参加方法) towns@garth.mfd.cs.fujitsu.co.jp の電子メールアドレスに,何かメー ルを送りますと自動登録されます.ヘルプドキュメントが欲しい方は, 上のアドレスに,「# help」とだけ書かれたメールを送ってください. TOWNS Linux に関連した WWW のホームページには次のところがあります. o うんずの森アーカイブ o NIFTY-Serve FTOWNSホームページ o ななしのさんのホームページ o TOWNS + Linux=... 最近はホームページが次々と作成されていますので,この他にも色々とあ ると思います. 7. TOWNS Linux の歴史 TOWNS Linux カーネルに添付されているドキュメントから,トピック的な部分 を抽出して記します. 1992. 7.21. Linux-0.96c-PL1-TL0 αテスト版(初版) 1992, 7.25. Nifty/FFMPRO に Linux porting Lab. 会議室誕生 1992, 8.28. Linux-0.97-PL2-TL6 (β2版)公開 1992,11.21. Linux-0.98-PL5-TL12(β4版)公開 1993, 9.11. Linux-0.99-PL10-ATL1(α版)公開 1993,12.14. Linux-0.99-PL14-β1 公開 1994, 1. 1. 会議室が Nifty/FFMHOB へ移行 1994, 2.17. Linux-0.99-PL15a-α1 公開 1994, 4. 6. Linux-1.00.5-β1 公開 1994, 5. 3. Linux-1.1.10-β2 公開 1994, 6. 7. Linux-1.1.12-rel1.0 公開 1994, 7. 6. Linux-1.1.22-wrk1.5 公開 1994, 8.10. Linux-1.1.33-wrk1.6 公開 1994,10. 1. Linux-1.1.40 公開 1994,12.29. Linux-1.1.53 公開 1995, 3.20. Linux-1.1.65 公開 1995, 6.17. Linux-1.2.0 公開 1995, 8. 1. Linux-1.2.12-rel1.0 公開 1995, 8. 7. Linux-1.3.15-wrk1.0 公開 1995,10. 4 Linux-1.2.13-rel1.0 公開 1995,10. 4. Linux-1.3.30-wrk1.0 公開 1996, 1. 2. Linux-1.3.51-wrk1.0 公開 1996, 1.28. Linux-1.3.59-wrk1.0 公開 1996, 4. 8. Linux-1.3.84-wrk1.0 公開 1996, 5.18. Linux-pre2.0.4-wrk1.0公開 1996, 6.21. Linux-2.0.0-wrk0.1 公開 1996, 6.30. Linux-2.0.0-wrk0.2 公開 1996, 7. 7. Linux-2.0.0-rel1.0 公開 1996, 7.13. Linux-2.0.0-rel1.0a 公開 1996, 7.18. Linux-2.0.7-wrk1.0 公開 1996, 7.24. Linux-2.0.8-wrk1.0 公開 1996, 7.30. Linux-2.0.10-rel1.0 公開 1996, 8. 8. Linux-2.0.11-rel1.0 公開 1996, 8.16. Linux-2.0.12-rel1.0 公開 1996, 8.18. Linux-2.0.13-rel1.0 公開 1996, 8.22. Linux-2.0.14-rel1.0 公開 8. 関連情報 TOWNS Linux を使っていくうえで,前述の JF プロジェクトの文書群が参考に なると思います.最初に『Linux 情報メモ』 ,と『META FAQ 日本版 (JMETA-FAQ)』 を一読されま すと,Linux 界の全体が概観できるでしょう. o FTP サイト o WWW サーバ NIFTY-Serve では,<UNIX フォーラム> FUNIX に Linux の専用会議室とデ ータライブラリがあります. NIFTY-Serve FUNIX 会議室19番: Linux 活用・応用・開発 会議室20番: Linux インストール Q&A データライブラリ13番 その他,Linux 関連のニュースグループやメーリングリスト等については, 『Linux 情報メモ』や『META FAQ 日本版 (JMETA-FAQ)』をご覧ください. 9. おわりに この文書の配付は GPL に従います.この文書の内容は無保証ですので,各自 の判断で参考にしてください.また,内容の充実と正確な情報の提供を図りた いと思いますので,誤りの指摘並びにご意見・ご希望等がございましたら,下 記宛先までメールにてご連絡ください. 最後になりますが,この文書を書くにあたり,山崎さん (hiro@ice3.ori.u-tokyo.ac.jp)の『Linux 情報メモ』,小野さん (ono@jf.gee.kyoto-u.ac.jp)の『META FAQ 日本版』を参考にさせて戴きま した.ありがとうございました.また Linux という素晴らしい OS が「フリ ー」であることを考え,Linux に携わるすべての方々に感謝したいと思いま す. 進藤秀郎(SHU) NIFTY-Serve: SGB01651 Internet: shu@pegasus.rim.or.jp