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4. CPU/FPU

Intel/AMD/Cyrix 386SX/DX/SL/DXL/SLC, 486SX/DX/SL/SX2/DX2/DX4, Pentium , Pentium Proが使えます。また AMD K5 と K6 もよいですが、K6の古いバージョンは バグがあるために使えません。

Linux は、内部で 浮動小数点コプロセッサ(FPU) のエミュレーション(疑似動作)を行いま すので、FPUのついていないプロセッサでも動作します。

試験的なSMP((multiple CPU)のサポートがカーネル1.3.31 以降でなされています。 詳細とアップデートについてはLinux/SMP Projectのページをチェックしてください。

AMD 486DX で、かなり初期のごく少数のものについては、特定の状況下でハン グアップする可能性があります。現在販売されている物については問題ありま せんので、問題のチップをお使いでしたら、新しい物と取り換えて頂ければ、 問題なく Linux を使うことが出来ます。

ULSI社の Math*Co シリーズは、FSAVE と FRSTOR 命令がバグっています。 このバグが原因で、プロテクトモードを使う全ての OS は問題を生じます。 IIT社 や Cyrix社 の古いチップだとこのバグを持っているかもしれません。

また、UMC U5S シリーズを バージョン 1.1.x の古いカーネルで使うと、TLB のフラッシングに問題を生じます。

付録EのCPU/FPUの一覧を見る。


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