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3. インストール

まず,JWS をどこにインストールするかを決めなければなりません。JWS は配 布パッケージの一部ではありませんので,"/usr/local"の階層にインストール するのがよいでしょう。

環境変数 "JWS_HOME" をあなたがインストールに選んだディレクトリを指すよ うに設定し,それをシェルの起動ファイルに入れます。

例えば, "bash" を使っているならば,起動ファイルは "/etc/profile" や " /.bash_profile" で,必要な項目は次の通りです。

export JWS_HOME="/usr/local/JWS"
export JAVA_HOME="/usr/local/lib/java"

2番目の項目は java のインストールされているディレクトリを指します。 もしまだ設定されていなければ,これも起動ファイルに追加してください。

大抵の java 関係の CD では JWS は workshop という名前のサブディレ クトリに納められています。SunSolaris/i386 用の JWS である inteltar.z というファイルを探してください。

このファイルは圧縮されたアーカイブで,次のようにして解凍します。

tar  -xvzf inteltar.z  -C ${JWS_HOME}

このコマンドを実行すると ${JWS_HOME} 以下に次のサブディレクトリができ ます。

classes, examples, intel-S2, lib, solaris

以下のコマンドは解凍した JWS から余分なファイルを取り除き,既にインス トール済の java バイナリへの必要なリンクを作ります。(例えばコマンドラ イン上でカット&ペーストで)そのまま入力することができます。

ln  -s ${JWS_HOME}/classes  ${JAVA_HOME}/lib/classes
rm  ${JWS_HOME}/intel-S2/bin/i386/*
rmdir ${JWS_HOME}/intel-S2/bin/i386
ln -s ${JAVA_HOME}/bin/i586 ${JWS_HOME}/intel-S2/bin/i586
ln -s ${JAVA_HOME}/bin/i486 ${JWS_HOME}/intel-S2/bin/i486
ln -s ${JAVA_HOME}/bin/i386 ${JWS_HOME}/intel-S2/bin/i386

JWS を起動するシェルスクリプトは ${JWS_HOME}/intel-S2/bin/jws です。 このファイルは大きく変更したので,この mini-HOWTO の最後に添付しておき ます。

さらに ${JWS_HOME}/solaris/bin/javac の8行目を次のように変更します。

if [ -x ${_SS_JDK_BIN}/bin/`/bin/uname -m`/javac ]

これで終りです。

最後に一つだけヒントを。JWS で新しいプロジェクトを作ったら ${JAVA_HOME}/lib/classes.zip を環境変数 "CLASSPATH" に追加しなければな りません。


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