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9. 端末の様々の特性

各キーが発行するコード及び X 非使用時の led 設定については,loadkeys(1), setleds(1), setmetamode(1) のマニュアルページをご覧ください.また X 使用時については,xmodcap(1) のマニュアルページを参照してください.

前面色・背景色,スクリーンセーブ,文字リピートレートの設定については, setterm(1),kbdrate(8) を参照してください(非 X 環境).X については xset をご覧ください.X ではキークリック,ベルの音量も設定できます.

端末にアドレスを持つプログラムの多くは,/etc/termcap にあるエスケープシーク エンス定義を利用しています.新しいバージョンは,/usr/lib/terminfo にあります. (terminfo(5) を参照してください.terminfo ファイルは terminfo コンパイラー /usr/lb/terminfo/tic によってコンパイルされています. tic(1) をもご覧ください)

大部分のマシンでは, /dev/device は /dev/tty0 へのシンボリックリングとなって います.従ってカーネルは /dev/tty0 を カレント VT と同じ意味であるとみなします. XFree86 1.3 は /dev/tty0 のオーナーを変更します.終了後にこれをリセットするこ ともありません./dev/tty0 のオーナーがかわっているので dumpkey はうまく機能し ないでしょう. このような場合には,ます最初に X を走らせてください.


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